018:アイデア発想の師匠をご紹介

こんにちは。

毎週末更新とか書いておきながら、3連休で油断してたら月曜日更新になってしまいました。

今回は、僕が色々学ばせていただいているアイデア発想に関する師匠の方々をご紹介するシリーズ第3弾です。(濱口さん小島さんは既に紹介済み)

今回は、「創造工学」の専門家、アイデアプラントの石井力重さんをご紹介します。

石井力重 ( Rikie Ishii )さん

━━━━ プロフィール ━━━━
アイデアプラント
 代表
アイデア創出支援の専門家
東北大学大学院・理学研究科修士課程卒業。
商社勤務、独立行政法人のフェロー、ベンチャー企業駐在を経て、2009年、アイデアプラントを創業。
ブレインストーミングや創造技法の実践と理論の両面に強い興味を持ち、創造工学(Creative Problem Solving、TRIZ)を研究中。(所属学会:日本創造学会)
「アイデア発想を支援するツール」の作家として多様なアイデア発想ツールを開発。
全国各地の企業、大学、公的機関等で、多様なアイデアワークショップを実施。(海外でも実施)。
ワークショップの実施対象の分野は先端技術産業から行政や漫画家まで、多岐にわたる。
著書に『アイデア・スイッチ 次々と発想を生み出す装置』(日本実業出版、2009年)
2014年4月より、早稲田大学・人間科学部にて、非常勤講師も勤める。

●ご自身の活動をまとめられているブログはこちら

●石井さんが代表を務める「アイデア創出の支援」をする組織である「アイデアプラント」のHPはこちら(様々なアイデア発想のための道具を創造し販売されています)


石井さんと私が出会ったのは、確か5年ほど前。

当時、私がアイデア発想に関する方法論を片っ端から調べまくっていた時に、アイデアプラントをWEBで見つけて興味を持ち、石井さんにFBメッセージでご連絡したのがきっかけです。

ここまでアイデア発想に関して体系的に理論をまとめられ、かつ、それらを惜しげもなくBlogや資料で公開している方を拝見したことがなく、衝撃を受けた記憶があります。また、それだけでなく、誰でもアイデア発想を体験できるようなツールをたくさん開発され、販売しているということで、もうこれは速攻で連絡を取るしかない!と思ってご連絡しました。

普段は仙台にて活動されているという事でしたので、東京に来られる日をお伺いし、お会いさせていただきました。とっても気さく、かつ丁寧な方でお会いした瞬間にファンになりました。それ以来、東京で石井さんが主宰されるアイデアワークショップがあれば、私は通って参加して、そのワークショップで優勝とかして^^;景品にA3サイズのNuboardとかを貰ったりしました。

石井さんは、「アイデア発想」の方法論を工学として広めることに使命感を感じて、言葉通り、命を使ってらっしゃる方です。

石井さんのブログには数えきれないほどのスライド資料がUPされているので、お時間許す限りご覧になると感動すると思います。

今日はその中から、私のお気に入りのスライドをご紹介したいと思います。石井さんが東大のi.shoolでワークショップをされた時の資料スライドです。

東京大学 open i.shcool  「アイデアプラント式 創造的なアイデアをざくざく生み出すワークショップ」

114Pもありますが、この企画道のブログを読んでいただいている方なら絶対に全部目を通したほうがいいです。3回ぐらい。めちゃめちゃ面白い。

さすがi.school向けのワークショップとあって、過去の石井さんの数多くのスライドの集大成(もちろんもっとたくさんのスライドがあるのですが)になってると私は思います。

その中でも私の一番のお気に入りがスライド78から始まる「PPCOプロセス」という技法です。
※PPAPではないです。このタイミングで紹介するのも別に狙ってないです^^;たまたまです。

スライドに興味を持っていただくために、簡単に解説させていただきますと、PPCOとは

Plus Potential(潜在可能性を目いっぱい引き出す。反吐が出るまで褒める)
Concern(あらん限りの懸念点を挙げる)
Overcome(最重要課題の打破に力を集中させる)

の頭文字をとったものです。

普通、ブレストというと、チームで「批判なしでアイデアを出しまくる」みたいなもので、まあ、僕の経験上、ブレストしていいアイデアが出てきたことってあまりないのですが、このPPCOプロセスを用いてアイデアをチームで育てると、とてもいいアウトプットが出ます。

あるアイデアの種に対して、まず全員でPlusPotentialで、アイデアをパンパンに膨らましまくって、その次に、今度は全員でそのアイデアをディスりまくって、とにかくそのアイデアが上手くいかない課題を挙げ連ねるんです。そしたら今度は、その出てきた課題の中で一番クリティカル(痛い)ものをピックアップして、全員でその課題を乗り越えるためのアイデアブレストをやるんです。

これがすごい方法で、「あー、チームで考えるってこういうことなんだなぁ」と実感するわけです。ぜひ試しに会社のチームでやってみてください。

こうやって、私のアイデア師匠たちとの出会いを思い出したり、スライドを再度拝見させていただくと、改めて、社外の色々な方々の影響を受けて今の自分はできているんだなぁと思います。もっともっと社外の面白い方々と繋がって色々と学びたいという気持ちを持つ事ができました。

みなさんも、自分の興味があることについては、第一人者の方を探してとにかく連絡して繋がって、ワークショップなどがあったら参加して、お近づきになって、色々と吸収しまくってみてください。会社の中だけの付き合いでは分からないようなことをたくさん発見できるはずですし、そこで学んだことが本業で間違いなく活きてくると思います。

それでは今日はこの辺で!

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