014:企画職という不安な仕事について

こんにちは。

え?今週も思考ライブやらないのかって?
ええ、やりませんよ。22位の人の思考プロセスを学んでも意味ないでしょうから!

あと、充電ですね、充電。12/16(金)の週から全4回「BBTアイデア天下一武道会」のリリース記念キャンペーンでAmazonギフト券3万円を狙えるから、そこに全パワー集中ですよ。

さて、今週はちょっとこれまでと毛色を変えて「企画職という不安な仕事について」ということで書いてみたいと思います。

【2016/12/15追記】読み返してみると不安しか与えない内容でしたので、近いうちに、企画職への階段の上り方とステージについて詳しく書きますね。

仕事柄、よく色々な方から「私もいつか企画に異動したいんです」という相談を受けます。とても嬉しいことですが、もしかするとかなりイメージ先行で「企画職」のことを捉えてらっしゃる方が多いのかもと感じることもあるので、今回は私が企画職を10年以上やってきていて感じている素直な気持ちを書きたいと思います。

えーっと、よほどの実力者でない限り、 企画職を目指すことも、企画職でいることも、とんでもなく「不安」です。

えーーーーー?企画ってかっこいい仕事じゃないの?企画するチカラさえあればキャリアは安泰なんじゃないの?って思ってません?

少なくとも、私はそんなことありません。企画人としてのキャリア人生は不安との戦いと言っても過言ではありません。今も正直不安のほうが大きいです^^;

なぜか?

それは、企画職に求められるスキルは「スペシャリスト」的スキルじゃないからです。はっきり言います。企画職に求められるのは、キャリア論的にはよくディスられる「ジェネラリスト」的スキルなんです。

「手に職」系じゃないんですわ。

ITスキル、会計スキル、語学スキル、営業スキル、販売スキル、土木スキル、WEBマーケスキル、などのように体系的にまとまったスキル体系もないし、資格もないし、学び方もよくわからないし、ポータブルスキルかどうかもよくわからないんです。

まさに「総合格闘技」。

総合格闘技(そうごうかくとうぎ)は、打撃パンチキック)、投げ技固技抑込技関節技絞め技)などの様々な攻撃法を駆使して勝敗を競う格闘技の一つである。

どれか一つだけ秀でていても勝てなくて、全部に精通している必要があり、どのシーンでどの技を繰り出すべきかの選択眼も必要とされるわけです。

普通のキャリア論のススメ的には「T字型キャリア」と言って、どこか一つは強みとなるスキル分野があって、それ以外のところは浅くでもいいから広く知っている状態が良しとされています。

最近ではリクルートOBの藤原さんが唱える「3つの分野での掛け算キャリア」が注目を集めてます。上記の「T字」だと1つの強みでいいとされている部分を3つ掛け合わせてオリジナリティ出せという論です。めちゃめちゃ共感できますが、実行できる人はものすごく少ないと思いますw。

私は、キャリアとしては以下を辿ってますが、常に不安との戦いで、いつもスペシャリストになって楽になりたいという気持ちとの戦いでした。

●にわかエンジニア(コード書けないのにプロジェクトマネジメントだけやる奴)2年
→この頃は、エンジニアの道に行かないと食っていけないという不安でいっぱい

●インターネットサイトの運用2年
→この頃は、こんな運用なんて泥臭い仕事やるために入社したんじゃない、このままだと自分の人生ダメになっちゃうという不安でいっぱい

●販売促進2年
→この頃は、営業経験がないのに販売促進をやってる自分の薄っぺらさに対する不安でいっぱい

●商品企画4年
→この頃は、自分の立てた商品企画の承認が全然もらえずに、自分が考えている企画の中身が本当にダメなんじゃないかという不安でいっぱい

●新規事業開発2年
→この頃は、全く新しい稼ぎ方(ビジネス)をそれなりの規模で立ち上げることなんて自分にはできないんじゃないか?という不安でいっぱい

と、このように常に不安と隣り合わせな感じで、たまに全然寝られなくなるぐらいの不安に襲われ続けるわけです。

不安を払拭するために色々やりました。もがきました。

キャリアについて体系的な知識もない奴が転職サイトの企画なんてしてていいのか?という不安から30万ぐらいするGCDF(キャリアカウンセラー資格)を取得したり、人事業務について知らないと、顧客や営業とも話にならない、そのうち化けの皮が剥がれるという不安からHRM(人材管理)の本を読み漁ったり、直接転職者の声を聞き続けてない奴が転職サイトの企画なんてしてていいのかという背徳感から、転職フェアを開催する度に一日中相談ブースに座って貪るように転職相談に乗りながら、転職希望者のインサイトを感じようともがきました。

この感覚は「今現在、企画部門にいるジュニアのメンバー」からはかなり共感してもらえると思います。

世の中的に見たら花形である企画部門に所属しているものの「自分は一体何ができるというのか?」「本当に自分で考えて蹴り出した企画が世の中でヒットしてるわけじゃない」「上から降ってきた企画を一生懸命実現させてるだけなんじゃないか」「エンジニアや営業などのわかりやすい職種の人々はどこに行っても食っていけそうだけど、自分は今の仕事以外できないのではないか?」「社外に出たら自分は通用しないんじゃないか?」

などなど、不安が尽きません。

「いつか企画に行きたいんです」とおっしゃっていただける方々は、ぜひ一度、今現在企画部門にいるメンバーと飲みに行ってみてください。

そして、私ははっきり言わせてもらいますが、そのアイデア力や実行力で世の中の人々から「なるほど、うまいね!」と言ってもらえるような企画を生み出し、社会の課題を解決したり、機会を実現する「企画職」になるには、それ相応の覚悟と努力が必要だと思います。何より一番必要なのは、わかりやすいスキル体系が用意されている職種へのキャリアを捨て、総合格闘技としての企画職を本気で目指す覚悟感だと思います。

私はたまたま、運のいいキャリアを積ませていただき、不安に負けずにスキル体系整備型のキャリアに振らずに「企画職」として経験を積んできましたが、もし今現在、スキル体系整備型のキャリアを歩んでらっしゃる方々が企画職へのキャリアチェンジを目論んでらっしゃるなら、これまで積んでいらっしゃったキャリアは強みにしながらも、やはり総合格闘技の訓練を死ぬ気で積む必要がありますし、そのためにはコツがあります。

私は、より多くの人が「企画職」を目指せるように、

①企画職のスキル可視化
②企画力トレーニングメニュー
③企画文化を組織に育むためのマネジメント変革プログラム

の3つをライフワークとして開発・提供することにチャレンジし続けたいと考えています。

まずは、このコンセプトや考え方をいろんな方に知っていただき、興味を持っていただけるかどうかのチャレンジとしてこのブログを開始しています。

本気で企画職を目指したい方や、本気で社員の企画力を育てたい人事・経営者の方がいらっしゃったら、ぜひお問い合わせください。

そいでは!

※企画道ブログにリクエストしたいテーマがあればコメント欄に書いてください

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