006:あるある企画のパターン予言-企画プロセス実況中継-3

こんにちわ。

さて、それではいよいよみなさん大好きなSTEP②「仕立てる」に進んでまいります。ちなみに、この例題は、インターンの学生にSTEP①「見立てる」の大切さを感じてもらうために作った例題なので、僕自身まだソリューションを考えてません。なので、今からガチで考えますので、生々しい思考のプロセスを味わってください。いい企画出ないかもしれませんが、その時は笑ってください。

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細かい裏設定は004の投稿を見ていただければと思いますが、STEP①の結果、以下のように目標が決まったという設定で行きましょうか。

大御所OBとの面談の中で「今、63%の就職率を1年間で5%改善すること」を条件に寄付金は減らさないという約束を取りつけた。

さて、どうやって思考を組み立てて行きますか?

ちょっと考えてみてください。

ここで、よくある思考の方向性を何パターンかに分類してみます。

みなさんに当てはまるものはありますか?

パターン1)ホームランなんてない!細かな打ち手を積み上げるしかないんだ!派。

色んな打ち手を積み上げてとにかく5%を作り上げる。
得てしてリソース不足に陥り、5%は達成できない。。。

パターン2)問題の本質が見えれば、問題は解けたも同然!派。

とにかく就職率が過去から下がった要因を分析しまくり。データ収集から、ヒアリングまで色々駆使して、就職率が過去から下がった理由仮説を証明する。相関係数や重回帰分析などを用いて。でも現実は、たった一つの要因だけで就職率が大きく下がってるわけではなかったりするので、無理に特定した真因に手を打つけど、それだけでは効果があまり出ないオチになる。

パターン3)みんなでポストイットでアイデア出せばなんとかなる!派。

毒吐きました。ごめんなさい。ポストイットを活用したワークショップは参加者の合意形成やエンタメ感の演出を狙いとした場合には有効だと思うのですが、ガチの企画で使ってる人を直接は見たことがないです。ポストイットが悪いのではなくて、この後お話しする、アイデアの要件(制約)を決めずにブレストすることにあまり意味を感じないという主張です。

パターン4)そうは言っても寄付金増やせばいいんでしょ?派。

たまにいますね。こうやって大前提崩しをしたがって、そこから動けなくなる人。何が制約で何が制約ではないかの識別ができてない方です。ここは色々議論がありますが、納期や自分の置かれている立場からリアリティのある疑問の提示ならいいのですが、今回は大御所と「就職率5%UPを握った」という前提で就職率からは逃げられない前提で考えてください。

パターン5)ホームランを狙うけど、どうやって考えればいいかわからない!派。

細かい打ち手を積み上げてもあまり意味がないと思ってたり(スティーブジョブズを敬愛してる人に多い)、「イノベーション」という言葉が大好きだったり。でも、実際には自分がイノベーティブな企画を実現したことはない人。ここに当てはまります。

パターン6)自分の経験が全て!感覚で企画を!派。

過去に自分が体験したことをとにかく当てはめたがる。自分が就活の時にうまくいったやり方を中心に企画を組み立てたくてしょうがない。そこから思考が離れられない。うまくハマると成果を出すが、得てして「実現プロセス」のタイミングで決裁を貰うための根拠が薄く(だって自分の経験上それでうまくいったんだから)決裁獲得プロセスで折れる。

比較的実戦での実例を元にパターン出してるので、いくつかには当てはまるにかと思います。

じゃあお前は何パターンなんだ?と。

僕は得意なのは「前例起点発想&Break the Bias」パターンです。他にもいくつかありますが、別の機会にご紹介します。

※Break the Biasは僕が尊敬するイノベーターである濱口秀司さんが生み出した概念です。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

 

次回は、本当に恥ずかしいですが、普段僕がどうやって企画思考してるかを実況中継します。全然いいアイデアでないかもしれませんが、勇気を出して公開します。

そいでは!

【今日の「細かすぎて伝わらない思考」】

現実問題、手元にマッチが一本しかない場合、いきなり巨大なキャンプファイヤーの櫓を炎でバチバチにすることはできない。まずはポッケの奥深くにある綿埃の塊に小さな火を灯し、その火を枯葉に移し、小枝に移し、薪に移して、最後に櫓に移す。順番間違えると火は消える。

※企画道ブログにリクエストしたいテーマがあればコメント欄に書いてください!

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