003:企画を生み出すのに必要な力とは?

こんにちは。

今日は企画を生み出すのに必要な力とは何なのかについて書きたいと思います。

僕の中では企画を生み出す力は大きく2つ。

InnovationスキルとExecutionスキルです。

Innovationスキルは、世の中の課題に気付き、解決策を思いつくまでのステップで必要な力です。これが無い人は、そもそも企画を立てることもできません。

Executionスキルは描いた企画案を現実社会で実現するステップで必要な力です。これが無い人は、どんなにいい企画を描いても実現できないので何の意味もありません。

そして、さらにそれらが2つに分かれて4つの力で構成されてます。

そして、さらにさらに、それらが22個に分かれます。

22skills

一つずつ解説しますね。

まずは、

1.着眼点

企画という仕事において、多くの場合は、誰かから困ってることを相談されたり、上司から「こういうことを考えて」とかって指示もらったりします。でも、本当に面白い企画って、まだ誰も気づいてない問題を自分だけが気付いた時に生まれます。

例えば、小学校のプールで被る水泳帽って、誰かが「プールの中では誰が誰だか分かりにくくて指導しにくいなぁ、レベルや学年別に帽子の色を変えて被らせて、さらに前頭部に名前を貼ったら識別しやすく指導しやすいよな」って気付いたわけです。

この「プールの中では誰が誰だか分かりにくくて指導しにくい」が着眼点です。

そして、ついでに出ちゃいましたが

2.ソリューション

「レベルや学年別に帽子の色を変えて被らせて、さらに前頭部に名前を貼る」がソリューションです。

着眼点で問題に気付かなければ、ソリューションは思いつきませんが、問題に薄々気付いててもソリューションが思いつかなければ単なる困り事です。

思いついた水泳帽のソリューションですが、さて、資金はどうするか、素材はどうするか、工場はどうするか、いくらで売るか、誰を相手に売り込むか、どれだけ売れば黒字になるのか、競合が出てきた時にどう差別化するか、など、商売として成立させるために様々なことを決めなければなりません。こういったことを設計する力もソリューションに含まれます。まだ机上で大丈夫です(笑)。

ここまでがInnovationスキルですね。何となくいいですね。

ここからはよ~く巷で言われる「単なるアイデアや思いつきには価値がなくって実現したやつが偉い」的な話です。(僕はそうは思いませんが)

ここからがExecutionスキルですね。

3.実現プロセス

思いついた水泳帽のソリューションですが、実現するには、もしあなたがどこかの企業にお勤めなら、社内で決裁(必要なヒト、モノ、カネを投資してもらうこと)が必要ですね。そしてあなた自身がこのプロジェクトをマネジメントしなければならない。あるいは誰かにこのプロジェクトの責任者として強烈に推進してもらわなければならない。これら、実現に向けてヒト、モノ、カネを調達し、せっかく立てた机上の空論を現実社会に向けて動かすスキルを「実現プロセス」と呼んでます。

4.オーガナイズ

どれだけいいアイデアを思いつき、社内の決裁を貰ったとしても、仲間に面白がってもらえないと力を貸してもらえません。「オーガナイズ」は仲間を惹きつけるリーダーシップの力です。当事者として企画の面白さを打ち出し、関係者の利害を理解し、社外の人々の力も柔軟に借りられる人柄です。

これがないと、企画は大きく育ちません。初期の立ち上げは自分ひとりで孤軍奮闘する必要もありますが、企画が進むにつれ様々な仲間の力を借りて、企画が自走する状態にしなければ身が持ちません(笑)。

 

次回は、企画を考えるためのプロセスをお伝えできればと思います。

そいでは!

【今日の「細かすぎて伝わらない思考」】

いい感じで企画の着想をしているときは、自分の思いついたありきたりなアイデアを踏み台にして何度もジャンプする感覚です。そのうち、この点も詳しく書きます。

※企画道ブログにリクエストしたいテーマがあればコメント欄に書いてください!

 

 

 

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003:企画を生み出すのに必要な力とは?” に対して 4 件のコメントがあります

  1. 山田花子 より:

    はじめまして。今仕事で悩んでいるテーマが「企画力」だったので、とても興味深く拝見させて頂きました。職場の「企画力」のある上司を思い浮かべながら、読みました。今はその上司の背中を見て学べといった環境なのですが、きちんと言葉で説明してもらえて、いろいろと腑に落ちました。今後、リクエストしたいテーマは、「会社で、着眼点もソリューションもズレてるように見える商品の企画を途中から任されたとき、どうすべきか」というテーマです。よろしくお願いします。

    1. hshingo より:

      テーマリクエストありがとうございます。どうも社内の匂いがしますが(^^;、かなりあるあるのシチュエーションなので、追ってそのご質問にもお答えできるようにしますね。

    2. hshingo より:

      「会社で、着眼点もソリューションもズレてるように見える商品の企画を途中から任されたとき、どうすべきか」について僕の考え方を書きますね。多分答えは3つしかなくて
      1)歯食いしばってやりきる
      2)今からでも間に合う範囲で自分なりの工夫を入れて改善する
      3)もっともっと魅力的な代案を出して、そっちに乗り換えてもらう

      あとは自分の実力次第で、3)が無理なら2)、2)が無理なら1)という順番で妥協するしかないです。

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